2011年3月のオープンニングイベントから10年、無事に10周年を迎える事が出来ました。
10年前のオープン時は東日本大震災直後でした。そして現在は新型コロナウィルスの影響で世界中が不安定な状況となっております。
そんな中でも、やる気がある選手達に指導できる事を喜びに感じながら日々テニスコートに立ち続けております。
強化ジュニアという名前を付けているからには、選手達を強くしなければならないというプレッシャーを日々感じておりますが、選手達それぞれの個性や成長段階等も違いますので、焦らずにじっくりと選手達と向き合い指導していきたいと思っております。
10年前に皆さんの前でスピーチをした、久山からオリンピック選手を出すという目標はまだ叶えられていませんが、まだまだ諦めておりません。
強化ジュニアの保護者の方達から10周年を記念してボールを寄贈して頂きました。
こういう事をして頂くのは初めてでしたので、とても嬉しかったです。保護者の方たちには指導法等をご理解して頂き、いつも支えて下さり本当に助かっております。
10周年特別レッスン
先日アサヒ緑健久山テニス俱楽部強化ジュニア10周年を記念して、特別レッスンを2日間行いました。
本来ならばオープン参加にして大きなイベントを行いたかったのですが、こういう状況下なので強化ジュニアの選手達だけを対象に、特別講師を招いてレッスンを行う事にしました。
今回は10周年という事で、強化ジュニアオープン以来となりますが10年振りに白戸仁プロに特別講師に来て頂きました。
白戸 仁プロ(柳川高校→早稲田大学)
83年セイコースーパーテニス国内大会でシングルス優勝(本大会でJ・コナーズと対戦)。86年ウインブルドンではミックスダブルスでベスト16入りを果たす。86年、87年と全日本選手権ダブルス連覇を果たしている。元デビスカップ日本代表選手(1981~84、86,88)。テニススクールの校長を務めながら映画「テニスの王子様」監修を行う等、幅広くテニス普及活動を行っている。ジュニアだけでなくプロ選手の指導も行う。
白戸プロは柳川高校時の教え子でもあり、共にダブルスを組み全日本テニス選手権でベスト4に入った時のパートナーでもあります。
白戸プロは昔から信じられないくらい頭が良く、IQが200位あったそうです。
IQ200って信じられませんよね。
白戸プロは中学3年時から柳川にきておりましたので、中学校の先生方が天才だと驚いていたのを覚えています。
知能テストの結果が信じられないという理由で、東京大学の大学院に連れていかれ多くの研究者の前で知能テストを受けさせられたこともあるそうです。
しかし白戸プロは全く偉ぶったところもなく、笑うと顔がくしゃっとして可愛いいんです。ほんとに久しぶりに会い、いろんな話もすることができて嬉しかったです。
今回は各選手達につききっりでプライベートレッスンの様な事もやって頂き、選手達も刺激を受けることができたと思います。白戸プロは熱心に非常にわかりやすく指導をしてくれるので、今回の経験を機にまた成長のきっかけにしていって欲しいです。
白戸プロは定期的に強化ジュニアの練習に来て下さるとのことなので、選手達は今回言われたことを普段の練習に活かして、次に白戸プロが来てくれる際には成長した姿をみせましょうね。